イマイの日記

ブログ始めました。田舎育ちの地方都市サラリーマン。

お昼休みに読んでいる空の本

こんばんは。

 

最近お昼休みに本を読んでいます。

 

去年までは煙草に行っていたのですが、お昼休みの時間をもっと有効に使おうと思ってやめました。禁煙難しいと言われますが、考え方が変わると行動も変わるものですね。少し工夫して、すんなりやめることが出来ました。(まだ3ヶ月くらいですが)

 

で、今読んでいる本がこちらです。(読みかけ)

グッド・フライト、グッド・ナイト──パイロットが誘う最高の空旅 (ハヤカワ・ノンフィクション)

 

この物語では、国際線旅客機パイロットの著者が、パイロットの仕事や生活を、パイロットの視点で教えてくれます。

パイロットと聞いて、どんな仕事をしているのかはなんとなくイメージできますが、知り合いにいるわけでもないので実際にどんな生活をしているのかは知りません。

今読んでいる前半あたりでは、綺麗な空の景色や世界各国の都市の情景とともに、そのあたりを紹介してくれます。

 

私が特に好きなのは、パイロット独自の「地球感」が語られる部分です。

私はSF小説が好きで、学生時代によく読んでいましたが、いろんなSF小説の中で、地球の捉え方はさまざまです。規模としては、はるかかなたの銀河系での話もあれば、太陽系くらいの規模の話、地球での話とか、地球は出たり出てこなかったり、過去だったり未来だったり、、、とか、いろんな話があります。

旅客機は現代の乗り物でありながら、まだ地球だけど、下界とは確実に離れた世界を見せてくれます。

高高度の航路は、宇宙じゃないのでまだ地球だけど、地表を地図の形として認識できる世界です。

月から見ているわけじゃないのでまんまるには見えないけど、まんまるの表面すれすれを飛んで移動していることが認識できる世界です。

 

SFを読んでいると、地上にいるか、宇宙から地球を見ているイメージを想像することが多かったと思いますが、この本では、その間の大気圏のイメージが膨らみます。

この視点は今まであまり経験したことがなく、とても新鮮で、気持ち良く本を読むことができました。

 

文庫本の帯には確か、旅好きな人にオススメ!みたいなのが書かれていたと思います。

私はあまり旅好きの自覚はないですが、旅好きの人にとってはワクワクする無いようなんじゃないかと思います。世界各地を空からみることが出来て、旅の面白さが増えるんじゃないでしょうか。

 

この本のおかげで、最近の昼休みは、仕事を忘れてとても心穏やかに過ごせています。

 

あなたもお昼休みの数分間、空の世界を旅してみるのはいかがでしょうか。

 

それでは。